2006年10月号
朝日を浴びましょう
 私の家は玄関が東向きなので朝のほんの1〜2時間陽が当たります。そこに置いた植物はみんな元気がよいのです。例えば昨年のクリスマスに買ったシクラメンは今年の6月まで花を咲かせていました。他の草花も玄関先に置くと元気を回復するのです。もう花が咲き終わったと思ったらまた元気になって花を咲かせたのもありました。
 今年の春、長年探していたトケイソウを見つけ2鉢買いました。シーズンはずれだったせいか花も1つだけついているような状態で売り場の隅にヒッソリと置かれていましたが、捨て値の398円と安かったので私は思わず飛びついてしまいました。今年はもう花は咲きそうもないと思いながら家に持って帰り、半ばあきらめ加減で玄関先に置いておきました。するとどうでしょう、どんどん枝が伸びてきたのです。あわてて蔓を巻くように長い棒を6本立てました。しかしそれでも間に合わず柵のテッペンまで伸び、それでも足りずに横の方に広がっていきました。花も毎日1輪、2輪と咲き、ついには毎朝「今日はいくつ咲いているかな」と花を見つけるのが楽しみになりました。驚くなかれ、つい3日前にも1輪咲いているのを見つけました。さすが最盛期の色の濃さは無くやや色あせて最後の一輪という感じでしたので、「楽しませてくれてありがとうございました。」とお礼をいいました。更に、驚くことに実がなったのです。こんな感激は初めてでした。トケイソウに実がなるなんて思ってもみませんでした。
 大分前置きが長くなりましたが、私は人間も朝日を浴びることが必要なのだと玄関の草花を見て感じました。朝日を浴びることが認知症の予防になったり、うつ病の治療になったりするということが昔からいわれています。植物が朝日を短時間浴びるだけでこんなに元気になるということがその証明だろうと思います。
 凶悪事件が後を絶ちません。これは日本人が夜型の生活になり朝日を浴びなくなったためです。日本が戦争に負け国民全体が貧乏のどん底から復興するために朝早くから一生懸命働いた時代は凶悪事件などありませんでした。今はどうでしょう。3連休が当たり前、夜更かししても次の日も次の日も休みだから昼間寝てれば良い。これではお日さまに当たれません。そこで知らず知らずのうちに精神も荒廃するのです。
 皆さんは朝きちんと起きて東を向いてお日さまに当たりましょう。そうすれば気持ちもスッキリして病気なんてすっ飛んでしまいますし、何より美容にも良いはずです。
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