2006年2月号
ついに出た!180万円
 皆様に質問。「180万円って何のお金かわかりますか?」
先日,あるクリニックで包茎手術を受けた人の手術代金です。これを聞いて驚かない人はいないでしょう。私もびっくりしましたが、その人に対する同情より、むしろ怒りを感じました。180万円という額は吉沢クリニックで包茎手術を受ける患者さん10数人分の手術代金です。
 今までも,他院で手術を受けてしまって,後から手術代金に関し色々と質問や相談をしてくる人がいました。しかし、多くは60万円から100万円で、180万円という人はいませんでした。ついに180万年の大台に乗ったというわけです。取った方も取った方ですが、払った方も払った方ですよね。
 全国的に支店を出し、宣伝も沢山してるから信用できると考え、包茎手術15万円を信じて行ったらいいけど,手術が終わって家に帰ってきてハッとわれに返って気がついたら高額のローンを組まされていた・・・というのが定番なのです。そして困った挙句に吉沢クリニックにメールを入れる・・・これも定番なのです。なぜメールなのでしょうか?電話ならば即座になんでも答えが聞けるのに、もしかして相談料をふっかけられないだろうかと心配しているのでしょうか?
 私はいつも警告しているでしょう。派手に広告宣伝をするには莫大な費用が必要なのです。その費用を捻出するには患者さんの手術費を高くしなければならないのです。さらにチェーン展開し、少ない職員数で、一人でも多くの患者さんを手術しなければなりません。丁寧な手術なんかやってられません。チェーン店が多くても実際に働いている医者はほんの数人で、グルグル回っているのです。
きっと180万円という高額を要求した人間はいわゆるカウンセラーというやつでしょう。大手の院長が口先の上手いカウンセラーを雇いたがるにはわけがあるのです。手術は医者がやりますが、多くクリニックではこのカウンセラーがカウンセリングを行います。彼らの給料は患者さんからより多くのお金を出させれば給料が高くなるノルマ制ですから、必死になって高額を要求します。またカウンセリング料がタダなのに高給の医者を常時置いてカウンセリングなんかさせられるわけありません。男のカウンセラーならば、患者さんは医者と間違って「親切なお医者さんだ」なんて信用してしまうという期待もあるのです。医者かどうか区別のつかない口先のうまいカウンセラーを歩合給で常時置いておいて勝手にやらせておけば20万円の手術も180万円にしてしまい、一石二長と好都合なのです。
 もうそろそろ皆さんわかってください。私は技術を売る美容外科医として宣伝にダマされ、べらぼうに高額の費用を取られたなんて話は聞きたくありません。手術を希望している方は、自分の足で自分を任せる事ができる医師を探して、納得のいく手術を受けましょう。
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