| 2007年10月号 | ||
| 健康食品をありがたがりすぎるのもいかがかと思いました・・・ | ||
| 健康食品の販売業者が薬事法違反や医師法違反で摘発される事件が多い昨今です。それで驚くことは、その売上高のすごいこと、何億円なんていう額はザラです。それだけ多くの人が自分の健康のために巨額のお金を使っているということがわかります。しかし、粗悪な健康食品にはくれぐれも注意して下さい。 今、健康保険の財政事情の悪化でどんどん医療費が削られ、真面目な診療をしている病院も診療所も四苦八苦しているというのに、中国から粗悪な原料を二束三文で安く仕入れ、さも効果が有りそうな効能を謳い、高い値段を設定して売って大儲けをしている業者がいるのに矛盾を感じます。 今月、こんなことを話題にしたのは、実にお恥ずかしいことですが、私自身が健康食品の被害にあってしまったのです。私も年のせいか朝起きる時、膝の関節がスムースに動きにくかったり、痛かったりするようになっているのが気になっていました。そんなときに新聞にグルコサミン+コンドロイチンの健康食品の宣伝が出ていました。全く私の症状にピッタリの効能効果で、これを飲めばすぐにでも良くなるようなうたい文句で、たまたまお試し期間で安かったので、効かなくて元々という軽い気持ちで購入してしまいました。飲み始めて1週間くらい過ぎた頃身体のあちこちに虫刺されのような小さい赤い斑点が出始めました。其の斑点は2〜3日すると痒みが強くなり、赤みも大きくなりどんどんひどくなります。ダニかと思って家中バルサンで薫蒸したり、家中のカーペットを剥がして捨てたりしましたが効果ありません。よく考えると湿疹が出ているのは私だけなのです。もしダニなら家族のだれかもやられているはずだと気付きました。私だけに最近なにか新しいことがなかったかと考えた時、「そうだ、グルコサミンを飲んでいるのは私だけだ」と気が付いて直ぐに中止しました。しかしその後もガンコな湿疹はポツリポツリと出ては痒くなり、赤みが大きくなり、1週間位でカサブタができ痒みがおさまり,その後は醜い色素沈着として残るという状態が身体のいたるところで繰り返されました。グルコサミンの服用を止めてから約3ヶ月でやっと最近になっておさまってきました。 その間の治療は、副腎皮質(ステロイド)ホルモンは使わず、いつも重症のアトピー性皮膚炎の患者さんに使っている信用のおける健康食品で治療しました。もし副腎皮質ホルモンを使っていたらもっと早くおさまっていたかもしれません。しかし、副腎皮質ホルモンをやめれば再び湿疹が出て何時までたっても治りません。ちょっと時間が長くかかっても、副腎皮質ホルモンを使わずに治しておけば、まず再発することはないので安心しています。 粗悪な健康食品の害は金銭的な面ばかりでなく、健康的な面での被害というものがいかにひどいものであるかを痛感しました。皆様も気を付けてください。 | ||
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