2007年12月号
今年もいよいよ終わりです。

 ついに年末になってしまいました。今年も海外組が何十万人などとテレビで放送されていますね。私は外国に行くなら一日でもよいので京都に行きたいと思っている外国大嫌い、日本大好き人間です。日本も交通や観光地の旅館がもっと安く利用できるようならば良いのにと常日頃思っています。
 なぜか昔から私の頭の中では、京都と漢字が同一の文化として一緒に混在してしまっているのです。京都のお寺の中に入ったときに感じる日本の古い文化と、漢字を見たときに感じる漢字のすばらしさに日本で古来からはぐくまれた漢字の文化が重なってしまうのです。
 漢字というのは一字一字が美しく、その中にいろいろな意味が含まれ、その一字だけですべてを表わしてしまうことができるのです。たとえばアルファベットのA,Aだけでは何の意味もありません。ハングル文字も同じです。韓国では昔は漢字を使っていたのが、今はハングル文字に変わってしまったのです。昔の漢字の時代の文化と今のハングル文字の文化。外見ではよくわかりませんが、韓国国民は何か美しい文化を捨て去ってしまったという気がします。
 今年の漢字は「偽」という字にきまりましたね。私はこの字を見て非常に不思議に思うのです。「ニンベン」に「タメ」を並べた字です。「ニンベン」は人です。何で人と為を並べたら「ニセ」になってしまうのでしょうか。私はこの「ため」を漢字で「人の為」、「国の為」などと書いていましたがやめました。
人の為に行動するとき、それは「人の為」と云いながら、心の底からの「人の為」ではなく「偽」なのだということを昔の人は見抜いていたのだろうかと考えてしまいました。現代人にそんな人間が多いのはわかりますが、昔もそんな人間が多かったのでしょうね。
自分だけは「ニンベン」に「タメ」にならないで生きたいと初詣に行ってきます。

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