| 2004年3月15日号 | ||
| 美容整形でもセカンドオピニオンを! | ||
| 美容外科手術も医療なのですから・・・ | ||
| テレビを見るとインタビューを受けている小泉首相が「景気は好転してきている」とか、GDPがたった1ヶ月間少し良かっただけで「1年になおすと7パーセント景気上昇だ」などと国民をだますような自分に都合の良い解釈で答えている。その言い方がいかにも自慢げだから腹が立つ。今までにリストラされて失業している数多くの人達のこと考えたことあるのですかと聞いてみたい心境です。だれに聞いたって景気が良くなっているなんて云う人は一人もいませんね。実際不景気はいよいよ深刻ですよ。美容外科を含む医療業界だって例外ではありません。他の業界の方々と同様に我々も「よりよい医療提供の為の研究・工夫」や「料金の見直し」などいろいろな企業努力をしています。 しかし最近、あまり良くない方法で方法でがんばるクリニックが増えたようです。来患数が少ない分、来た人は手術をしなければ帰さないどころか、少しでも多くお金を取ってやろうとあの手この手で費用を追加してボッタくるケースです。なぜこんな事が発覚したかというと、ボラレた患者さんが私のクリニックに事後相談に来たり、ボラレそうになり逃げ帰ってきてその足で当院を再受診する患者さんの数が異常に増加しているからです。後者の逃げ帰りパターンならば被害が無い分救われます。しかし前者の事後相談は後の祭り、私に言ったところで後の祭りです。参考までに私が聞いたそれらのボッタクリの手口をいくつか紹介しましょう。 古典的な方法ですが、安い料金の手術ですむところを高い料金の手術を勧めてやってしまうなんてのが最も多いようです。例えば「切らずにすむところ無理に切って高い料金を取る」「2ヶ所縫えばよいところを3ヶ所縫って3ヶ所分の費用を取る」「包茎手術に行ったのに、亀頭強化だなどと言って必要のないヒアルロン酸を10本も使わされた」などです。 最悪のケースでは使ってもいないヒアルロン酸を10本だの15本だの使ったと云って架空請求する詐欺商法まがいのことをやる場合もあります。 あるクリニックでは、ちょっと前までの包茎手術の半強制オプションの追加被害金額は70万円〜80万円だったのですが、最近聞く話では不景気のせいか120万円にアップしました。包茎手術は当院では20万円以下の手術です、同じ医師として呆れます。以前当院の受付にか細い女性の声で「お宅の包茎の手術はおいくらですか。うちの息子は70万円のローンを組まされて包茎手術を受けてきたのですが、包茎の手術ってそんなにかかるのですか。」と電話がありました「そんなものは医療じゃない!俺がぶった切る!」そんな怒りに燃えました。 そんな被害をなくすためにセカンドオピニオンをお勧めします。今、医療界ではこのセカンドオピニオンというのが常識になりつつあります。それは一人の医師だけでなく他の医師の診察も受け意見を聞いて見るというものです。上記の被害の場合、あくまでその医師と患者さんの契約ですから、お金を払って手術を受けてからとやかく言ってもどうしようもないのです。ですからそんな事が無いように、自分が納得いかなかったらひとまず帰る勇気を持って欲しいのです。1軒のクリニックを受診したからといって、自分がそこで手術を受けなければならないと決めつけてはいけません。癌や重い病気のときに何軒も病院を回って、いろいろな医師の意見を聞いてみるという、つまりセカンドオピニオンを求める事が多いですが美容整形でも同じです。特に、費用があまりにも高い場合は他のクリニックを受診してみてください。セカンドオピニオンの良いところは、自分の予算に合った手術を受けられるところが見つかるというだけではなく、「この医師になら任せられる」という自分にあった医師を見つけることができるという最も大事な選択もできるのです。 | ||
| Copyright (C) 2004 Yoshizawa Clinic. All Rights Reserved. | ||