| 2004年4月15日号 | |||
| 切って治さなければいけないものは切る! | |||
| 切って治さなければいけないものに | |||
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切らない方法を選んでも成功しません | |||
| 「切らないでキレイになりたい」あるいは「治したいけど切りたくない」そう思っている方は多いと思います。誰だって切らないでキレイになれればそれに越したことはないはずです。しかしそんな患者心理を悪用し「切らないでキレイになれる」「切らないで治る」という宣伝をまきちらし、それに飛びついてしまった患者さんに不適当な処置を施す輩が美容外科界ではあとをたたないのです。 「切らないで治る」という宣伝、これは包茎治療に多いのです。包茎とは皮がダブついて、かぶってしまうものです。実際これを確実に治すには、余った皮を手術で切って正常な長さにするのがベストなのです。 | |||
| しかし包茎手術を行う医師達には | |||
| @ | 切らないで包茎を治してあげたいと本当の善意から考える医師 | ||
| A | 手術で包皮を細かく縫うのが面倒で何とか切らずに縫わないですむ方法はないかと考える医師 | ||
| B | 「切らないで包茎が治る」と宣伝すれば患者が飛びついて集まってきて儲かるだろうと売り上げだけを考える医師 | ||
| ・・・などがいます。 | |||
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また患者さんの中にも「切らないでどうにかならないか」と望む人がいます。そこに患者さんと医者の思惑が一致して、切らないで包茎を治すという治療が行われます。この場合ダブった包皮は切り取っていないので、亀頭と根元の間で重なり合って残っているのです。そして重なりあった皮フの底には必ず炎症が起こり、このもくろみは失敗に終わるのです。 そして被害者が増え悪評がたったところでその「切らないで包茎が治る」はなりをひそめます。しかし、しばらくすると同じ考えをする医者が再び出現しこれが繰り返されるというわけです。 こんなことを書いている私自身2004年1月に「メスを使わない美容の医学」(主婦の友社)という本を出版しました。この本では、ビームによる最新の肌の若返り法(私がこのモトイビームの臨床実験を行い、被験者自身の皮膚内に大量のコラーゲンが増えることを病理組織学的に実証したのです。)と、私が行っているその他のビーム治療(特殊ビームによるワキガ・多汗症の治療、尿もれ膣のゆるみ、不感症、二重整形)について書いた本です。 しかしこの本の中で「本当にシワシワの人がモトイビームでシワが無くなるということはありません」とはっきり書きました。モトイビームで無くなる程度のシワもあれば、手術でたるんだ皮膚を切り取らなければ無くならないシワもあるのです。余分な皮を切り取らないで治る位のシワであれば何も高い金を払って「切らないでシワが無くなる手術」など受ける必要はありません。モトイビームで十分です。顔のシワも包茎と同じように、本来シワを切り取らなければきれいにならないのに、何100万円もかけて切らないでシワがなくなるという売り文句の手術を受けて、ほとんど効果が無かったと再手術に来る人が増えているのです。 つまり何でも「切らずに・・・」ではなく(もちろん本当に切らずに済むものであればそれは切らない治療法を行えばよいと思います)、切って治さなければいけないものはちゃんと切って治す事が患者さんのためになると考えます。「患者さんの状態を正しく見極めて、患者さん一人一人にあった正しい治療法を勧める」これが真の医療であり、美容外科医の在り方なのです。 | |||
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