2010年7月のコラムは、ウェブ改修作業中につき、お休みいたします。
2010年6月号

役人の税金無駄使い

 沖縄では梅雨が明け、九州、中国地方では豪雨、日本列島全体は梅雨真っ最中と小さな日本列島がいかに長い島なのを再認識させてくれる今日この頃です。
 急に蒸し暑くなり熱帯夜が続いていますが皆さん冷房には気をつけて下さい。私は毎年この時期になると身体の冷えすぎに警戒警報を発信していますが、若い時の冷えすぎは30才を過ぎると色々の障害になって現れてきます。その症状は多種多様です。どの臓器が悪くてそのような症状というようなハッキリしたものではありません。だから面倒なのです。少なくとも夜寝るときは蒸し暑くても冷房を切っておやすみください。
 ところで、こんな豪雨が続いているのに例年通り今年の夏も四国の早乙浦ダムは渇水になってしまうのでしょうかね。そもそもダムというものは水を貯めるために作るものです。そのダムには水は貯まらず役に立っていないということです。役に立たないダムを何のためにそこに作ったのでしょうか。いわゆる政治家、役人、ゼネコンの癒着による税金の無駄使いの賜物です。国民はダムによって何の恩恵も受けていないのに自分の払った税金が無駄に使われたのです。
 本日、先の新型インフルエンザ騒動の時のワクチンの終始決算が発表されました。それによりますと使用期限切れで廃棄する分の損害金90数億円、製薬会社にワクチン製造を発注してキャンセルした違約金214億円、という莫大な損害金が発生してしまったのです。ここでも国民の税金が無駄に使われてしまったのです。
新型インフルエンザ流行当初、ワクチン接種を希望した人が沢山いました。ところが厚労省は実際の医療現場がわからない役人に立てさせた机上の空論の方針を医療現場に押し付けてきたために、ワクチン接種を本当に受けたい人が役人の作った制約のために受けられなかったのです。その結果新型インフルエンザの流行がおさまった時点でワクチンは大量に余ってしまったのです。当時ワクチン接種を受けたい人に区別することなく接種していればこんなに損害を大きくすることもなく、多くの国民が安心して生活できたのです。
このインフルエンザワクチンの結末を発表する時に担当者はワクチンの製造会社がキャンセル代を214億円と安くしてくれたと謝辞を述べていたが、「国民の税金を自分たちの落ち度で300億円以上も無駄に使ってしまい申し訳なかった」とは言わなかったような気がしました。

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