パイプカット

-パイプカットは男性が受ける避妊手術です
女性の避妊手術に比べ簡単で副作用もありません-
 通常、睾丸で作られた精子は精管を通って運ばれ前立腺で作られた精液に混じって射精されます。パイプカットとは、精子の通り道である精管をしばってしまいます。すると射精時には精子のない精液が出るので妊娠はしないのです。
-手 術 手 順 -
パイプカットにかかる時間は左右で30分程度です。
①麻酔②切開
まず陰のう(玉の入っている袋)の両横に局所麻酔をします。そして1センチくらい切開すると、その下に精管という精子を運ぶ管があります。

③結紮

④縫合
この精管をしっかりとしばり精子が通れないようにします。あとは傷口を自然に溶ける糸で縫って終わりです。抜糸のための通院も必要ありません。
これだけは知っておいて下さい!
 この手術は極めて簡単な手術ではありますが、ベテランの医師の手で行わなければ大きなトラブルの元にもなるのです。もしいいかげんな手術をして精管が再び通じてしまったら大変なことになってしまうのです。この手術において5万例以上の経験を持つ私でさえも、この手術をする時には完璧を期して行っているのです。
 また「この手術は精管をしばっている糸を切ってしまえばまた精子が出るようになる」と言う医師がいますが、絶対とは言えません。精管は精子の通るただの管ではなく、精子を運ぶベルトコンベアのような機能を持った器官なのです。手術で精管を再びつなぐことができても、機能が再生しない場合もあるのです。
 ですから当院では、結婚をしていて、少なくとも2~3人はお子さんのいる方で「もうこれ以上絶対に子供はいらない」という人にだけこの手術を行っています。
パイプカットのご相談はDr.吉澤にどうぞ!